【事例】20年間勤めた仕事を退職。心配をかけた母へおくる、感謝の本
高校時代の恩師からきたおくりもの依頼。「母へ感謝を伝えたい」
「母へのおくりものを作ってもらえないか?」
今回おくりものブックをご依頼いただいたのは、ハモンスタッフ新美の高校時代の塾の恩師。
昨年、20年勤めた塾講師を引退した恩師は、その節目に、今まで心配をかけたお母さまへ感謝の本を作りたいと思っている、と連絡をくださいました。
高校を卒業してから7年ぶりにお会いする先生。久しぶりにお会いできる嬉しさと、緊張で少しドキドキしながら、インタビューをさせていただきました。
7年前と変わらないテンションで「久しぶり!」と言ってくださった先生。その雰囲気に、今でも生徒として接してくださっているんだなという嬉しさが込み上げてきました。
心配する母。一方で、息子が講師人生に懸けていた想い
インタビューでは、いつもおくり主の想いを伺うだけでなく、おくり主やお相手の人生についてもお伺いしています。
生徒にあまり話すことはないであろうご自身の過去や家族のこと。その言葉の端々から先生の講師人生に懸けた想いや家族への深い愛が伝わってきました。
インタビューを進めていくと、徐々に先生が「なぜ」感謝を伝えたいのか、「どんな」感謝を伝えたいのか、が少しずつ浮き彫りになっていきました。
お母さまは昼夜問わず、盆正月も返上して働く息子を心配していたといいます。
一方で、先生は大切なひとを亡くした経験から、生きることの大切さを生徒たちに伝えたいという想いを持っていました。それが家族の心配も省みず、先生が身体を酷使しても働いていた理由でした。
全力で生徒たちに向き合い、生徒たちを愛し、自分の背中で生きることの素晴らしさを伝え続けていた先生。
高校生当時は知らなかった先生の講師人生に懸ける想いを知り、こんな素敵な先生に教えてもらっていたんだなと幸せな気持ちになりました。
これまでの想いを一冊の本に
心配をしながらも見守ってくれたお母様に感謝を伝えるとともに、なぜここまで命を燃やして働いていたのか、その本心をブックで表現し伝えることにしました。
先生の講師人生は生まれた時から直線的にすべてがつながっているもの。そのため、講師の期間だけではなく、生まれた時からの先生の人生をブックの中に織り込んでいきました。
そして出来上がった本がこちら。
▲表紙 タイトルから想いが詰まっていてグッときます…
▲ページ内の一部
実際に本をプレゼントしていただいたところ、お母さまは「よく作ってくれたね」と、涙して喜んでくださったそうです。
20年分の息子さんの想いが届いた時、お母さまにとってどれだけそれが幸せなことだろうかと想像しながら温かい気持ちになりました。素敵な想いを届けるお手伝いをさせていただきました。
現在おくりものブックは、「ママのおかげブック」としてサービス名を変えていますが、ママ向けへだけでなく、どんな方へのプレゼントとしてもご依頼いただけます。
どんな想いも私たちがインタビューいたします。
ぜひお気軽にご相談ください♪
ご相談・ご依頼はこちらから。
Mail:okurimono@hamorn.com
LINE@:https://line.me/R/ti/p/%40bta3863l